『フューリー』を見た後の正しいお正月の過ごし方
男はなぜ戦車に憧れを抱くのだろう。
男達の熱い戦場ロマンか?
分厚い装甲に突き出た砲身がファルスの象徴か?
違う!違うのだ!
ここに一つの明白な答えを提示しておきたい。
見ていない人のために言っておくと
とりあえずこの映画、戦車がむちゃくちゃかっこいいのだ。
ただ戦車が出てきてわーかっこいいじゃなく
しっかり戦って、しかもまるでそうやって実際に戦っていたかのように戦ってかっこいいのだ。
これまで戦車が主役の映画なんてあったか?
僕が知るかぎりではこれくらいなものだ。
そんなこんなで映画館から家に帰るまでの間ずっと考えていたのだ、
帰ったらWorld of Tanks を死ぬほどやりまくる、と…
そうWorld of Tanks である。
ベラルーシの会社が作った基本プレイ無料のオンライン対戦TPSとして知る人も多いのではないだろうか。
このゲームを始めてから一年間、それまでは強キャラであるKVー1sを育てるためずっとロシアルートで進めてきたのだが、フューリを見た後ではもうそんなのはどうでもよい気分である。
ドイツ、ドイツをもっと出せ!!
フューリーで何がかっこいいってティガーI戦車である。
まぁM4シャーマンもかっこいいが、なにせ当時最強の88ミリ砲、最大120ミリの装甲を備えた戦車、しかも劇中では稼働実車が登場するのだ!
そんなわけで
3つもランクを前に戻って目指せティガーIを約一ヶ月やってみた。
(ちなみに200試合ぐらいしないと手にはいらないので地味に辛い)
結果
やったぁぁぁあ!!
俺の、俺だけの、ティガーIである。
気分はもう車長!
当時のティガーIはもうそりゃ戦場の花、エリートの乗り物なのだ、僕もエリートだ。なんという偶然の一致。専用の補給部隊を従えて連合軍の戦車を蹂躙である!
パンツァー・フォー!!!
怯えろ!竦め!!
でも、あれ?なんかこれ砲塔の形ちがくねぇ?
あ…?なんか砲身も短いし・・・
・・・・・・・。
ちくしょぉぉぉぉおおお!!!
ティガーIって言ったらこれだろうがよぉぉぉおお!!!
現実
理想
・・・・・・。
愛ゆえに・・・・人は悲しまねばならぬ!
愛ゆえに!!
ちなみにあと50試合か3000円はらって25試合(推計)で完全タイガーだそうで…
純粋な男心をもてあそぶ卑劣な資本主義の豚である。
ブヒー!! この年末は暖かい部屋で戦車三昧も悪くない。