あたまがいっぱい

猫舌と胃腸虚弱は遺伝のせいなのか

絶対に失敗しない飲み屋選び

東京ってのは何でもあるようで、何にもないんだな…
こういうことがサラッと言えるようになると東京上級者である。

昨日は新年会で新宿へ行ったのだが、シーズンということもあって満席が多く、結局は金の蔵新宿総本店を選んだ。

僕が自分で選んでおいてなんだが、正直あまり雰囲気はよろしくなかった。40名程度のフロアを店員が2人で回していているのだが、全然回ってる感じがしないというのが一つ。

あと店員同士のやり取りがキツイというのがかなり大きかった。片方は20代くらいの女性で、もう一人は40代くらいの男性なのだが、どうやら女性の方が指導的な立場にいるらしく
「ホラ、ちゃんと頭あげて見て!あそこで待ってるでしょ!」とか「なにやってるの、早く行って!」などと言っているのがカクテルパーティー効果で聞こえて来るのだ。

別に女が男を使うのが悪いと言いたいわけではないのだが、見ていてどうも複雑な気分になってしまった。参加してくれた友達には悪いのだが、次はもっと店員同士が仲良くしている店を選びたいものだ。


ホーソン実験というものがある。
これはアメリカのホーソン工場で行われた実験で、労働の効率がを左右しているものが何であるかを調べたものだ。
この実験の結果分かったことは、給料や工場の設備といった要素よりも、労働者同士の関係性の方が仕事の効率に与える影響が大きいということだ。

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近年は実力主義だの民間委託だの、競争原理を持ち込むことによって万事事が上手く運ぶように言われることが多いが、実はそうではない。

競争原理が効率良く働くのは、あくまでもある一定の水準や目標を達成する段階までの短期的な話で、長期的に見た場合には重要なのはやはり人間関係である。

僕は今年で社会人生活10年目となる。そのなかで感じたのは、こと人間関係となると性格や相性といった個人的な事柄が問題の焦点とされがちで、組織で問題を考えるという空気が希薄であるということだ。
長期的な人間関係を維持するために組織は何ができるのか?

2015年も考えることの多い年になりそうだ。