あたまがいっぱい

猫舌と胃腸虚弱は遺伝のせいなのか

クリスマスなんて大嫌い、なんちゃって

二人の偉人の誕生日を同時に祝えるなんて日本だけである。

せっかくなので盛大に祝ってやろうじゃないか、と思い色々買ってクリスマスパーティを開いてみたよ。

本家の方でもパーティを紹介しているようなのでクリスマスを見比べるのも面白い。

勝ち負けで言うなら明らかに負けであるが、聖夜なのでそういうことは考えないようにしようと自分に言い聞かせてさぁいってみよう。

先ずメインディッシュ

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チーズフォンデュだ、このパッケージが全てを説明しているので分かりやすい。

チーズフォンデュが何かわからない人にも視覚的に訴える非常に良いデザインである、ガルガンチュアとか何とかいうブラックホールみたいな名前の輸入雑貨屋で買ってきた。

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裏面にもやり方の説明が書いてある、頭にチーズを注ぎ込まれたキャラクターがかわいい。一瞥して『魔宮の伝説』を思い出した。勿論こちらは、よく冷えている点が異なってはいるが、なかなかのハイセンスである。

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今見るとおもちゃっぽいな、親に目隠しをされたのはいい思い出だ。

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具はソーセージ、芋、人参、トマト、マッシュルーム、そして僕の嫌いな緑の悪魔、人類のブロッコリーである。僕は買うのが非常に嫌だったのだが、あまりクリスマスに無粋なことを言っていると、人間関係にヒビが入るので懸命な諸君には絶対におすすめしない。素直に従うべきだ。せっかくのクリスマスである、聖夜も控えているのでにこやかに過ごしたいっものだ。

家にチーズフォンデュマシーンがある時点で女子力うなぎ登りである。「すごいねー」とか言ってご機嫌を取っておかないと大変なことになる。

さておきチーズフォンデュのデュってローマ字打ちが難しい。試行錯誤でここまでに3分は費やしてしまった、なんということだ。

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僕はワインは好きなのだが、バイカーでもあるのだ。飲んだら乗るなである。

ここは葡萄ジュースで乾杯だ。

ナントカ言うワイン専門店で買ってきた葡萄ジュースである。専門店なのにジュースが置いてあるんですか?とは言わなかった。なんたってクリスマスだからだ。

代わりに「一番いいのください」と言ったら出てきたのがこれである。

先ず思ったのは「読めない…」である、味はよかった。値段はワインと同じである。

特筆すべき点は、なんとこのジュース「天才醸造家」が作っている点だ、しかもワインの余ったぶどうではなく、ジュース専用に作った葡萄から絞った非常にプレミアムなジュースなのだ。

僕は何を隠そうプレミアム感に弱いのでこのボトルをチョイスした。

「セ・ボン」

詳しいことはここに書いてあるので読んで欲しい。

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ちなみにジュースを作るのに”醸造”が必要なのか僕は知らない。

天才醸造醸造しないで作った葡萄ジュースがどんなものか、気になる人は試してみてはいかがだろうか。

このあケーキを食べたのだけれど、ケーキが出た時点で写真をとるとかそういう文明的な理性は吹っ飛んでしまったので写真は無い。

完全に砂糖中毒である。白目を向いてひたすらかぶりついていたに違いない。

その代わりに残っていたのがこの写真だ。

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これもまた読み方がよくわからないポテトチップスだ。

特にこのビネガー味が甘いものによく合って美味しい、かなり酸っぱいので初めての人は注意。口の中がしょぼしょぼになる感じを味わっていただきたい。

 

さて、パーティーも佳境に差し掛かってきたので、おもむろに僕はズボンを下ろしてDVDのスイッチを入れた。

 

そう、ホビットの冒険である。もう大冒険だ。

もちろん映画の方だよ、え?もぉやだなぁ、そんなこと考えてたの!?

 

さてはじめに言っておくと別に僕はこの映画が好きな人を避難するつもりは全くない。

ただし困ったことに、こういう書き出しをした時点で非難する気が満々な感じになるのはどういうことだろうか。

いや本当に別にそんな気はないんだけど、この後とんでもないことが僕の身におこったのだ…。

 

爆睡

 

約3時間くらいかな、ちょうど放映時間と同じくらいの時間なのは恐らく偶然だと思いたい。

やっぱり、悪い力がどうこうとか、魔法がどうこうとか、ストーリーの根本となる世界のルールがあまりにも抽象的で僕にとっては結構頭をつかう作業なのと、あまり寝てないのと、3時間も吉祥寺の雑踏の中をワインボトルとケーキとブロッコリーを持って歩きまわったのとが主な原因だろう。

アクションは面白い、見つかるか見つからないかアクションも緊迫感があってよいのだが、「じゃあなんでこんなことこいつらやってんの?」ってことろに感情移入できないのが決定的な点である。

ドワーフもさ、べつに故郷を取り戻さなくても小さくまとまって生きていけばいいじゃん」とか言ってしまったらもうストーリーは終わりなのである。

 

そんなこんなで起きたら枕元にビフィックスが置いてあった。

こんな僕にもサンタクロースがやってきたんだね。