リア充はなぜ爆発するのか?!
これまでブログでは、さんざん格差、貧困、自己責任について書いてきたが
そのどれもいまいち説得力に欠ける点があった。
格差、貧困、自己責任は巡り巡って社会や自分自身に害悪があるので辞めよう、
そう言ってしまえば単純な理屈だが、どうも腑に落ちない点があるのも事実だ。
何が腑に落ちないかって?
だって社会は今も尚「格差、貧困、自己責任」を一方的に押し付けているじゃないか。
ホームレスや障害者を指さして「あいつらを助けろ!」とは言うくせに
まさに今「格差、貧困、自己責任」の被害にあっている俺に何故誰も気づかない?
結局は偽善
恵まれた奴が自己肯定のために人権を振りかざしているに過ぎない…
所詮この世は弱肉強食…
力こそがすべて…
誰か俺を助けてくれよ!!
誰か俺にカワイイオネーチャンと
セックスさせてくれよ!!!
さて、ネトウヨの本音が出たところで話を次に進めよう。
今回はまさに「セックス格差」の問題について書こうと思う。
先ほど20代・無職のネトウヨを例に出して示したように格差反対、貧困反対などと言ってみたところで、その声が届かない人は確実に存在する。
その理由は彼らが、格差、貧困といった問題の犠牲者でありながら、「自己責任」の前に蔑まされ傷ついてきた実体験を持つからである。
その最たるものが「セックス格差」なのだ。
親の愛に育まれ健やかに育とうが、DQN親に毎日DVにあいながら育とうが
関係なくやって来る試練…
どんなに学校の成績がよかろうが、スポーツができようが関係なくパートナーを見つけてセックスをすることは自分の力で解決せねばならない試練である。
厄介なことに、セックスはしなくても死なない。
死なないからこそ軽く見られガチな問題である。
そして死なないけど死ぬほどしたいのがセックスである。
適当な異性に声をかけて「セックスさせてください」と言おうものなら社会的制裁は免れない。
同姓に相談しても「じゃあ僕のを使いなよ」と言ってくれる人は少ないだろうし、言ってくれたらそれはそれで別の問題が生じそうだ。
誰にも相談できないし、相談したところで欲求を沈めることは不可能。
そんな地獄の欲求不満が10年、20年と続いたらどうだろう…?
間違いなくとんでもないモンスターが生まれる。
メディアではよく性犯罪者の家庭環境や小学校の文集を紹介しがちだが、そんなものは状況のごく一部を抜き出したに過ぎない。
確かに家庭環境の悪さから、そのはけ口としてセックスをしまくる奴はいるだろう。
しかし問題はセックスをすること自体ではなく、家庭環境が悪いことである。
しかしどこで取り違えたのだか知らないが「セックスは悪」という謎思想が生まれた。
むしろ「安全」に「楽しく」そして一番肝心なのは「どうやって」セックスにこぎ着けるのかを正しく教えて、正しい形で欲求不満を解消させることが重要なのだ。
しかし現実はどうか?
親も、教師も、大人たちは誰もセックスの仕方について教えてくれなかった。
ここで言う「仕方」とは物理的にどうこうと言う話ではなく、セックスできる人間関係をどうやって構築するのかという意味である。
「子供がセックスをしてけしからん!」
「大人になれば勝手に相手を見つけてセックスするだろう」
そんな安直で無垢で偏見に満ちた考えが「セックス格差」を生んでいるのだ。
誤解していただきたくないのは、適当にパートナーをあてがってセックスさせればいいという話ではない点だ。ましてや金を払ってセックスさせればいいということでは断じてない。
あくまでもトライ・アンド・エラーを繰り返し、努力の結果、高い確率で皆がセックス出来るようになれば、少子化が解決するだけでなく、鬱積したルサンチマンに苛まれ「俺がセックスできない世の中なんて韓国と中国と戦争してめちゃくちゃになってしまえばいい」とか「はやく戦争で正々堂々とレイプしてぇ」とかいう基地外ネトウヨは1/3以下になること間違いなし、ということだ。
あなたがたにはっきり言っておく。
「セックス格差」は関係性の貧困である。
子供には「どうやってセックスをするか」だけでなく「どうやってセックスに漕ぎ着けるか」を教えるべきだ。
「どうやったらセックスに漕ぎ着けるか」だって?
甘ったれんな!自分で考えろ!!
でもそんなことを聞いちゃう貴方にぴったりな番組だけは紹介できる。
『ネットラジオ BS@もてもてラジ袋 | IT時代をサバイブする新型教養番組』
なんたって”もてもて”ラジ袋である。
もてもてになってセックスしまくれること請け合いだ。