飲み物で映画は変わるのか小実験
どういうわけだか今日は映画を見ている。
特になにか見たかったわけではないのだが、ブログのネタを探してウェブサーフィン(笑)をしていると、偶然ある映画を見つけた。
『ビッグ・リボウスキ』1997年-監督:コーエン兄弟 主演:ジェフ・ブリッジス
ジョン・グッドマン、スティーヴ・ブシェミ、ジュリアン・ムーアetc...
特に聞いたこともない作品だったけど、先ずとりあえず一回目を見てみた。
ギャグ映画という前振りがなければ、完全にボーリング映画がクライム群像劇だと思っていただろう。パッケージ詐欺というやつだ。
後になって知ったのだが、この監督をしているコーエン兄弟は『ノーカントリー』の監督じゃないですか。
バビエル・バルデム怖かった、大学時代のバイト先の奴にそっくりなんだ。
マモちゃん元気かな…
実際にノーカントリーを見た時にも思ったのだが、なかなかメッセージ性というやつを重視する監督だ、それを知ったからには身構えちゃうちゃうものである。
初見が何かよくわからない感じを受けただけに、二回目の鑑賞ではより何かを得たいというのは魚心あれば水心である。
象徴的なのは飲み物だ、主人公のジェフ・ブリッジス扮するデュードは事あるごとにカクテルの「ホワイト・ルシアン」を注文する。
(ちなみにジェフ・ブリッジスはこの後『ヤギと男と男と壁と』に出演しているのだが、イラク絡みだったり、ヤク中だったりと、本作のイメージをかなり踏襲したキャラクターとして登場するのでそちらも是非チェックして欲しい。)
映画における飲み物ってのはかなり重要だと思う。映画「ワールド・ウォーZ」では誰しもがペプシを飲みたくなったに違いないし、「ルパン三世・カリオストロの城」ではぶどう酒は間違いなく葡萄ジュースの味がしていた。
本作においても飲み物は非常に重要なんじゃないか?
物語の芯を理解するには飲み物を理解し無くてはならない!
当方まがりなりにも学生時代はバーでアルバイトをしていたほどである。カクテルには一家言ある、というわけで早速試してみた。
ウォッカ3/4、カルーア1/4、生クリーム適量らしい
サイトによっては2:1:1らしい
しゃらくさい、もう訳がわからないので適当に目分量である。
ほい
あれ?こいつトランスフォーマーのコミックリリーフじゃね?
酒が入ると違う発見があるものだ、爆笑必須である。
続いて夢パート第一、かなり強い酒ということもあり浮遊感が半端ない
この時点で3杯は飲んでいる。てか飛んでるしwマジウケルww
4杯目、ふぅ
5杯目、ドリームパート2、生クリームが胃にたまる、おえっぷ
6杯目
青空に救われる
そのままエンディングへ…
てかサルサパリラってなんだ?あぁドクタペッパーのことか。
ドクタペッパーは原料が23種類って書いてあるけど中身は企業秘密なんだって。
さすがに6杯もホワイト・ルシアンを飲んだ後ではもう限界である。
今回の実験で解ったのは、リキュールを6杯飲んで映画を見てブログを書くと、最後の方は力尽きるということだ。
そしてどうでもよくなる、だけど不思議とそれが映画の趣旨として的を外していない感じもするのだ。
期会があればホワイト・ルシアンをがぶ飲みしながら見てみてはいかがだろうか。
ー追記ー
その日の深夜1時頃から猛烈な腹痛に襲われ2時間ほどトイレで過ごしました。
胃腸虚弱者にはオススメできない!